ご挨拶

『健康が第一』をモットーに、唯一無二のヨウ素製剤と嗅覚製品で人々のQOL向上に貢献する。

戦争を生き延びた初代社長は、社会貢献への強い欲求から駆虫薬や殺鼠剤の製造販売を手掛けました。敗戦直後、不衛生な生活環境に苦しむ人々へ救いの手を差し伸べるためです。これが第一薬品産業株式会社の始まりです。

会社設立後、ターニングポイントは東京医科歯科大学内科学元教授の故・柳金太郎先生と出会い、先生が考案された有機ヨウ素化合物の製剤化を手がけたことでした。ここで誕生した「ヨウレチン」は昭和31年に製造許可が取得されてから50年以上経過した現在においても、眼科領域と小児科領域で広く提供されています。

一方、嗅覚製品事業は1982年に高砂香料工業株式会社と「T&Tオルファクトメーター」の販売契約を結んだのが始まりです。当検査キットは日本の基準嗅力検査として主に耳鼻咽喉科領域で重要な位置付けにあります。その他、1996年には「パネル選定用基準臭」が臭気判定士の国家試験に採用され、2006年に簡易嗅覚検査として製造販売を開始した「においスティック(OSIT-J)」が神経変性疾患の研究に用いられるなど、弊社の嗅覚製品は検査キットとして幅広い領域で価値が認められ、広く社会に貢献できるようになってまいりました。

昨年1月、私は3代目社長に就任し、この先弊社がどのように社会貢献することができるか、改めて考えました。
それは、これら唯一無二のヨウ素製剤と嗅覚製品を安定供給し、これに関する情報を広く提供し、ユーザー視点に立った研究開発を行うことを通じて人々のQOL向上に資することです。

今年、弊社は設立から66年を迎えます。
困っている患者さんのため、弊社を支援してくださる皆様のため、会社の初心を忘れず、一つ一つ努力を積み重ねて100年企業を目指します。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうかよろしくお願い申し上げます。

2013年7月

第一薬品産業株式会社
  代表取締役社長
深澤 陽一郎