パネル・トライアルは官能検査をより身近にお試しいただけるよう、
5-2法を行うために必要な3つのアイテムである、
パネル選定用基準臭、対照液、ニオイ紙を少量セットにした商品です。
パネル・トライアル
2024年9月発売
特長
- パネル選定用基準臭と同じ基準臭を使用しています
- 対照液とニオイ紙も同梱していますので、すぐに使えます
- 専用のパッケージを開発し、ポスト投函可能なサイズとしました
- 瓶タイプではないため廃棄が簡単です
※3か月を目安にお早めにご使用ください。
こんな方におススメ
- 臭気判定士の実技試験に向けて準備をされる方
- 官能評価を初めて行う方
- 官能評価の導入を検討している方
- パネル選定用基準臭を使用しているが、使い切れない方
- 瓶タイプの廃棄方法にお悩みの方
製品内容
本製品は、パネル選定用の基準濃度セット(A~E)と対照液、ニオイ紙をセットにしました。
本製品では5-2法を4回行うことが可能です。
追加ご購入を検討の方は、下記セット内容を参考にご購入ください。
パネル選定基準濃度セット(A~E各0.5mL)
対照液(無臭対照液5mL)
ニオイ紙(100枚)
製品荷姿
使用方法
パネル・トライアルの開封方法
5-2法
選定基準濃度、5基準臭、低濃度のいずれも「5-2法」により試験を行います。
5-2法(準備編)
5-2法(実施編)
手順1
使用上の注意
においの嗅ぎ方
神経を集中して軽く、短時間嗅ぎます。一度においを嗅いで判別できないときは、再度においを嗅いでも差し支えありません。嗅ぎ直しは少し時間をおいて行います。
ニオイ紙の使い方、捨て方
基準臭液に浸したニオイ紙から液がたれないようにするため、必ずびんの口(内側)でぬぐって下さい。
一度、基準臭液に浸したニオイ紙を再使用しないで下さい。1回の試験ごとに捨てて下さい。また被験者が変れば毎回新しいニオイ紙に基準臭液を浸してから嗅がせて下さい。使い捨てたニオイ紙は試験を行う部屋ににおいを残すので、ふた付きごみ箱に捨てるか、ビニール袋に入れ、袋の口を輪ゴムで締めてごみ箱に捨てて下さい。
解答の仕方
解答は口答によらず必ず解答用紙に記入して下さい
検査時の記入用紙
※公益社団法人 におい・かおり環境協会様よりご提供
嗅力の程度を調べるときのにおいの嗅がせ方
各基準臭液についていずれも「5-2法」により試験を行います。
廃棄方法
有効期限の切れた基準臭の廃棄は産業廃棄物処理業者にご相談下さい。
- 参考文献
- 綾部早穂・斉藤幸子編:においの心理学、フレグランスジャーナル(2008)
- 豊田文一・北村武・高木貞敬:嗅覚障害その測定と治療、医学書院(1978)
注意事項
- 本製品は(社)におい・かおり環境協会の推奨マークは取得しておりませんが、基準臭はパネル選定用基準臭と同じものを使用しています。
- 常温保管で3ヵ月を目安に、お早めにご使用ください。弊社機器分析及び官能検査により評価しております。
- その他の使用方法、注意事項はパネル選定用基準種と同様です。
関連情報
特注品の製造受託について
お客様からご要望が多かった特注品の受託製造を新たに開始いたします。
皆様のご要望に即したオリジナルの基準臭を作成することで日々の業務にすぐに ご活用いただくことを目的としております。
お気軽にご相談ください。
嗅覚トレーニングキット
嗅覚を用いた官能検査員(パネル)の嗅力向上を目的とし、『嗅覚トレーニングキット』をご用意いたしました。
弊社では調香師による講義とセットでご提供しております。
講義はトレーニングキットを用いた嗅覚トレーニングの概要、実技をご紹介し、においに関する理解をより深めていただくことで、パネルに要求されるにおいの表現力・識別力向上を図り、品質管理能力向上に貢献することを狙いとしています。